9月12日放送の「マツコの知らない世界」にて、日本駅弁の旅が特集されてましたので、まとめたいと思います。
今回は3度目の登場!世界93ヶ国で列車に乗った男、鉄道カメラマン桜井寛さんが、秋の鉄道旅行の世界を紹介されてました。
目次
日本の鉄道のすごいところは三つのS
ズバリ、1.正確、2.清潔、3.写真が取り放題というのが日本の鉄道の魅力なんです。全く無制限で、鉄道の写真を撮れるのは日本ぐらいで、例えばロシアは全く写真を撮ってはいけないそう。また、スペインなどもかなり撮影に関して厳しく、すぐに連行されてしまうんだとか笑
多彩な列車と絶景の宝庫!日本鉄道の旅
まずは、駅弁を買って乗る高原列車、JR小海線の旅をご紹介。今年7月にリニューアルオープンした、JR小淵沢駅からスタートします。駅の背後には八ヶ岳が見えていますね。
この駅の名物はなんといっても、20種類も揃えられている駅弁です。桜井さんのオススメは、高原の生野菜を使った「高原野菜とカツの弁当」(1000円税込)。マツコさんも美味しいと絶賛していました。この他にも、「直火炊き山菜とり釜飯」(1000円税込)は、注文を受けてから作り、熱々を駅に届けてくれる、小淵沢の名物駅弁の鶏釜飯で、こちらもマツコさん絶賛の一品です。また、ダブルのおこわの駅弁、「元気甲斐」(1600円税込)なんかもあります。
乗り込む電車は、軽やかなエンジン音がいい味を醸し出している、「ハイレール1375」。ボックスシートは4人掛けで、テーブル付きの椅子です。また、ペアシートは2人掛けの席でテーブルも付いており窓際で景色を眺めながら乗ることができます。
しばらく経つと、県境の川、境川が見えてきます。この川を通過した後は、撮影ポイントである、JR鉄道の最高地点、「標高1375Mの標識」を通過します。八ヶ岳をバックに、いい写真が撮れそうです。
その後またしばらくすると、清流千曲川の姿が見えてきて、電車は川沿いを走ります。やがて、真正面に浅間山が見えてきて、とってもいい景色です。なお、小海線は金土日祝のみ運行しているそうですので、ご留意くださいね。
秘境をめぐる四国鉄道の旅
続いては、秘境駅と吉野川の絶景を巡る、四国鉄道の旅です。乗り込む電車は、185系で、四国にしか走っていないものです。
各車両は、四季をイメージしたデザインになっており、例えば1号車は春をイメージした緑を基調とした作りで、両側の景色がよく見えるようにデザインされています。とても広々とした車内です。
車窓から見える景色としては、前半と後半で風景がカラッと変わるのが魅力なんです。前半の香川県が田園地帯、後半の徳島県は渓谷地帯をいきます。
見どころは全国有数の秘境駅、坪尻駅。渓谷に囲まれたこの駅で、電車がスイッチバックしますが、スイッチバックしないと見えない滝があり、これが撮影ポイントとなります。
社内では事前に予約すれば孝からお弁当も食べることができます。季節の冷製オードブル盛り合わせ、などレストラン顔負けの美食がいただけますよ。
そしてクライマックスは、四国有数の秘境駅、小歩危駅。ここには傾斜地集落という、傾斜地に民家が広がる光景を見ることができます。
紅葉鉄道の旅
紅葉鉄道といえば、私にとっては京都嵯峨野鉄道がお気に入りですが、桜井さんは他にも黒部峡谷鉄道をオススメされていました。中でも、桜井さんのおすすめは、窓のない普通客車。開放感は抜群で写真も撮り放題ですね。なんと、車内アナウンスが富山出身の有名人、室井滋さんが担当。紅葉とダム湖のコントラストとかなんとも言えない景色を作り出しています。
まとめ
いかがでしたか?皆さんも、時間を見つけて、秋の鉄道の旅に出かけられてはいかがでしょうか。