9月23日放送の「世界ふしぎ発見」より、餃子の歴史について特集されてました。シャンパンに合う餃子についてフランスと宇都宮からリポートされていましたので、まとめておきます。
目次
日本が誇る焼き餃子
東京高円寺のガード下に餃子0円の看板が。「餃子処たちばな」さんでは、ドリンク一杯の注文につき、一人前5個のギョーザを提供してくれます。
そもそも餃子は何時頃から食べられていたのでしょうか?実は、紀元前6世紀ごろからと考えられており、新疆ウイグル自治区の遺跡から、餃子の形で化石が発見されています。
ちなみに、日本で最初に食べたのは、あの水戸藩主徳川光圀といわれています。徳川光圀が食べたギョーザに一番近い餃子がなんと、日本ではなくフランスのパリで食べられているというから驚きです。その名も、「鴨とオレンジの餃子」。フレンチの鴨とオレンジの組み合わせは、フレンチでは王道の組み合わせだそうで、日本に伝来した当時の餃子とほぼ同じ味だと考えられているそうです。
フランスでの餃子人気
フランスでは日本文化が大変人気で特に日本食は絶大な信頼を得ています。そして、餃子も例外ではなく、フランスでかなり人気があり、今ではスーパーの冷凍食品コーナーにも寿司や焼き鳥と混ざって餃子が並んでいるほどの人気だそうです。
GYOZA BAR
その餃子人気の火付け役となったのが、フランスにあるレストラン「GYOZA BAR(餃子バー)」。フランス産のブランド豚を使った焼き餃子で勝負しているお店で、餃子8個で8ユーロ、約900円です。実は、この餃子はフレンチの有名シェフ佐藤伸一氏が作った、まかない餃子がヒントになっているそうです。
GYOZA FACTORY
フランスボルドーにある餃子テイクアウト専門のお店。デザートと飲み物がついて餃子8個で11.5ユーロで販売されており、パリっ子から絶大な人気を得ています。
餃子8個が弁当ボックスのような入れ物に入っておりボリューム満点。それを餃子のタレにつけてパクッと食べる、フランス流のとってもおしゃれな食べ方ですね。
餃子の街宇都宮に、巨大な地下世界⁈
続いては餃子の街、宇都宮の壮大な餃子の歴史をご紹介。野菜と肉の絶妙なバランスがいい宇都宮餃子は、やはり絶品です。宇都宮餃子祭りには2日間で14万人を動員していることからも、全国的な宇都宮餃子の人気ぶりがわかりますね!
大谷石地下採掘場跡
意外と知られていないかもしれませんが、実は宇都宮にはエジプトの地下神殿のような採掘場跡があり、新たな観光スポットとなっています。
地上からの深さ約30メートルにある、この地下採掘場跡では、地下湖をクルージングできるというサービスもあり、さながらインディージョーンズのようです。
宇都宮餃子の起源
この地下採掘場跡、戦時中は軍事施設として利用され戦闘機疾風を作っており、1万名を超える軍事関係者が集まっている日本屈指の軍都でした。
そして、この軍都で満州から帰国した日本兵が、満州で食べた餃子を懐かしんで、この地で食べみんなに広めた、というのが、宇都宮餃子の起源になっているという説があるのです。これは、宇都宮の方々も初耳なのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?世界各地で愛されている餃子、実は深く長い歴史があったんですね。もともと餃子好きの私でしたが、歴史を知りさらに餃子が大好きになりました。ぜひ宇都宮に足を運んで餃子を食べてみたいと思います!