みにつく情報館24

旬なニュース、英語学習、会計・金融情報から雑学まで、人生を豊かにするお役立ち情報を配信

MBA 英語学習

海外トップMBA合格のための英語学習 – TOEICスコアは有効か

投稿日:

ついにお盆休みがスタートしました。早い方はもう始まってるよという方もいらっしゃるかと思います。私は本日新幹線にて帰省しておりますが、駅は大混雑でした。仕事も集中力と体力がいりますが、帰省するのにも体力が必要なんですね。

さて今回はお盆休みということもあり、新しい目標を立て学習を始めるのにちょうどよい機会だと思い、私の過去の経験の振り返りも兼ね、英語学習について書いてみたいと思います。

海外トップMBAと題しているのは、日本で育ち海外経験は旅行くらいという所謂『純ドメ』の方が、これから海外で活躍するために必要十分な『英語力と知力の証明』になるのが、海外トップMBA卒業だと言えるからです。もちろん卒業生の中には英語が得意でない方もいますが、そんな方々はそれを補ってあまりある知力があったということです。

なお、海外トップMBAの定義については様々あると思いますが、ここでは『各種世界MBAランキングでトップ30に入る欧米MBA』を想定しています。

話がそれましたが、これから数回にわたり、日本で一般的に高いとされている英語力と海外で活躍するために必要となる英語力には、大きな差があるということを、説明していきたいと思います。

TOEIC®テスト

日本で一般的に高いとされる英語力とはどのようなものか知るために、現在日本で最も一般的な英語能力テストであるTOEICについて見てみましょう。

日本の会社や学校で英語力の証明に頻繁に利用されているTOEIC。730点、860点などが高い英語力の証明だと言われており、公式に以下のように表現されています。
730点以上:

どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている
通常会話は完全に理解でき、応答もはやい。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。
正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。

860点以上:

Non-nativeとして十分なコミュニケーションができる
“自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。 Native Speakerの域には一歩隔たりがあるとはいえ、語彙・文法・構文のいずれをも正確に把握し、流暢に駆使する力を持っている

出所: ETS TOEIC Proficiency Scale

 

これらの表現は果たして的を得ているのでしょうか。表現が全体的に抽象的であるため、評価のしようがありませんが、感覚的に申し上げると、このスコアレンジでは、このようなレベルには達していないだろうと思います。要するに、海外でネイティブを相手に業務をこなし流暢にディスカッションができるとは言い難いと思うのです。

理由については長くなってしまうので、次回以降に書きたいと思います。

スポンサーリンク



スポンサーリンク



-MBA, 英語学習
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

TOEICの代用となるか!?CASECテストの概要

本日は、最近企業などで導入が進んできた英語テストCASECについて、簡単にまとめてみたいと思います。

CASEC(キャセック)で高得点を叩き出す方法【900点代筆者が解説】

本日は、TOEICの代用として企業等で導入が始まっているCASECテストで、どうやれば高得点を出せるのかについて、CASECの特徴を踏まえつつ、分析してみたいと思います。最近では、社内の昇格基準に採用 …

CASECテストのメリット・デメリット

本日は、TOEICの代用として企業等で導入が始まっているCASECテストのメリット・デメリットについて、記載していきたいと思います。

【ホンマでっか】運動前のストレッチ方法・子供の教育方法の見直しを!

8月23日放送のホンマでっかtv より、良かれと思ってやっていたことが実は真逆の効果?というホンマでっか情報をレポート。

海外トップMBA合格のための英語学習 – TOEFLテスト概要

これまでは、海外トップMBAを目指す方々や、海外での活躍を目指す純ドメ日本人の方々を念頭に、TOEICスコアに固執することの危険性について話させていただきましました。 今回と次回は、海外留学において提 …

サイト管理者のSKです。日本の公認会計士。海外MBA留学の経験から、英語学習法や会計・金融情報についても独自視点で配信。