ついにお盆休みがスタートしました。早い方はもう始まってるよという方もいらっしゃるかと思います。私は本日新幹線にて帰省しておりますが、駅は大混雑でした。仕事も集中力と体力がいりますが、帰省するのにも体力が必要なんですね。
さて今回はお盆休みということもあり、新しい目標を立て学習を始めるのにちょうどよい機会だと思い、私の過去の経験の振り返りも兼ね、英語学習について書いてみたいと思います。
海外トップMBAと題しているのは、日本で育ち海外経験は旅行くらいという所謂『純ドメ』の方が、これから海外で活躍するために必要十分な『英語力と知力の証明』になるのが、海外トップMBA卒業だと言えるからです。もちろん卒業生の中には英語が得意でない方もいますが、そんな方々はそれを補ってあまりある知力があったということです。
なお、海外トップMBAの定義については様々あると思いますが、ここでは『各種世界MBAランキングでトップ30に入る欧米MBA』を想定しています。
話がそれましたが、これから数回にわたり、日本で一般的に高いとされている英語力と海外で活躍するために必要となる英語力には、大きな差があるということを、説明していきたいと思います。
TOEIC®テスト
日本で一般的に高いとされる英語力とはどのようなものか知るために、現在日本で最も一般的な英語能力テストであるTOEICについて見てみましょう。
日本の会社や学校で英語力の証明に頻繁に利用されているTOEIC。730点、860点などが高い英語力の証明だと言われており、公式に以下のように表現されています。
730点以上:
どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている
通常会話は完全に理解でき、応答もはやい。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。
正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。
860点以上:
Non-nativeとして十分なコミュニケーションができる
“自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。 Native Speakerの域には一歩隔たりがあるとはいえ、語彙・文法・構文のいずれをも正確に把握し、流暢に駆使する力を持っている
出所: ETS TOEIC Proficiency Scale
これらの表現は果たして的を得ているのでしょうか。表現が全体的に抽象的であるため、評価のしようがありませんが、感覚的に申し上げると、このスコアレンジでは、このようなレベルには達していないだろうと思います。要するに、海外でネイティブを相手に業務をこなし流暢にディスカッションができるとは言い難いと思うのです。
理由については長くなってしまうので、次回以降に書きたいと思います。