今回は、8月5日放送の「マツコ会議」で紹介されていたスパルタ英会話教室のレポートです。
「3ヶ月で英語が話せる」という、うたい文句ですが果たしてどのようなトレーニング方法を使って英語を教えているのでしょうか。順にみていきましょう。
目次
1.基本の英会話文を丸暗記
この英会話教室では、まず基本的な英会話文を800文、丸暗記するところから始め、中学校レベルの会話の基本を習得するそうです。何度も何度も繰り返し同じ文章を発声することで、中1レベルの英語力からでも3ヶ月で英語が話せるということです。
個人的には、この方法は「アリ」だと思います。特に文法などをほとんど知らない初心者には効果的で、幼児が言語を覚える過程に似ていると思います。日本の英語教育のように英語を「解剖して」体系的に教えるのではなく、英語を「体得」する丸暗記系トレーニングの方が即効性が高いと思います。
2.覚えた文を使う
覚えたセンテンスをマンツーマンでネイティブスピーカーに対して使用する中で、実際のシーンでの利用をイメージしながら実力をつけていきます。
覚えた文を使うことで徐々に英語脳が形成されていくため、この方法は必須ですね。
実はこの方法、一人でもできるという事実をご存知でしょうか?そうです、一人で覚えたセンテンスを使う(独り言)習慣が付けば、極端な話、英会話教室に通う必要はありません。とはいえ、人間は楽をしたい生き物で、日本人にとって英語を話したり英文を考えることは苦痛なので、みんなこの自己学習を無意識のうちにさぼってしまいます。
英会話教室に通うことは、その嫌な作業(英語を話す)行う機会を強制的に設ける、という意味で有意義だと思っています。
3.教室内は英語禁止
これはどこの英会話教室でも同じだと思いますが、ひとたび教室内に入れば日本語使用禁止、英語オンリーとなるので英語を話さざるを得ません。
英語オンリーといえば、数年前から楽天が社内公用語を英語に統一しました。果たして楽天では効果は出てきているのでしょうか?
個人的には、非ネイティブ同士で英会話をしても、ほとんど英語力は付かないと思っています。ネイティブスピーカーとネイティブのスピードの中で四苦八苦して初めて、生きた英語が話せるようになります。
楽天では最近ネイティブ・準ネイティブの外国人の日本採用を積極的に進めているそうですので、以前に比べ少しは効果が出てるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか!?グローバル化が激しくなってきた昨今、英会話は死活問題となってきましたので、スパルタ英会話教室も視野に入れられてはいかがでしょうか。
なお、気になる授業料ですが、3ヶ月で約40万円~だそうです。通常の英会話教室に比べ、かなり高いですね。30分500円ほどのSkype英会話で十分上記のトレーニングはできるかな、というのが個人的見解ですが、やはり初心者の方にはいきなりネイティブとSkypeをするというのは抵抗があるのかもしれませんね。
今後、本サイトでは、英会話トレーニング法やTOEIC・TOEFL・GMATなど試験用の英語学習方法も含めて、記載していきたい思います。