7月30日放送の世界陸上直前番組にて、注目のレースや選手を特集しておりましたので、まとめておきます。世界陸上は私も小学生の頃からずっと見ており、8月4日(金)の開催が今から待ち遠しいです。織田裕二さんと中井美穂さんの息の合った掛け合いが、レースをより盛り上げてくれますよね。
目次
1.男子短距離
世界陸上の名物レース、男子100mが何と大会初日の開催となっており、予選(1日目) 準決勝・決勝(2日目)にて、言わずと知れた以下の注目選手が登場します。要チェックです。
世界の短距離注目選手
・U.ボルト: 世界陸上金メダル11個、オリンピック金メダル9個
・J.ガトリン:2015世界陸上銀メダル ボルトと0.01秒差
・A.ドグラス:2016リオオリンピック銅メダル
・C.コールマン:世界ランク1位 元アメフト選手。陸上プロ転向間もない選手
日本人短距離注目選手
日本人の最注目選手は何といっても男子100m、200mのサニブラウン・A・ハキーム選手です。ここ数年の彼の輝かしい成績は以下のようになっています。
・2015世界ユース選手権でボルトの大会新記録を更新し、男子100mと200mで金メダルを獲得し、世界を驚かせる。
・2015世界陸上男子200mで史上最年少(16歳)で準決勝進出。世界のトップスプリンターから称賛を受ける。日本人初の世界最優秀新人賞を受賞
・今年から、C.テイラー(五輪三段跳び金)やD.シパーズ(世界陸上女子200m金)など世界のメダリスト6人とともに強化合宿に参加し、陸上漬けの海外生活を送る。
・2017年6月日本選手権 初優勝(10秒05)。14年ぶりの短距離2冠を達成
その他、男子100mではケンブリッジ飛鳥(10秒08)、多田修平(10秒08)の両選手が注目となっています。
果たして日本人初の9秒台は出るのでしょうか!?
3.男子中距離(男子200m、400m)
男子中距離の最注目選手は、男子400mにて不滅の記録といわれたマイケル・ジョンソンの世界記録を、2016リオ五輪で17年ぶりに破った、南アフリカのW.バンニーキルク選手(43秒03)。
彼は、アパルトヘイト政策によりオリンピック代表を断念した、元短距離選手の母の夢を受け継ぎ陸上選手を目指しました。また、未熟児として生まれたためとても脆弱な体でしたが、それを克服して陸上選手となったそうです。なお、彼は大会10日中、7日出場予定となっているので、応援するタイミングが多くなっています。
4.男子長距離(男子5000m、10000m)
男子長距離トラックからは、世界陸上&五輪の2大会連続で長距離2冠(5000m, 10000m)を成し遂げたM.ファラー選手が注目です。彼は、家族との生活を優先するため、本大会世界陸上ロンドンを最後にトラックからマラソンにシフトすることを決意しているそうです。また、2016リオ五輪(男子10000m)では、レースで転倒するも金メダルを獲得するという驚異の精神力も見せており、引退戦である本大会、家族のために奮闘するファラー選手は見ものですね。
5.マラソン
本大会のマラソンは、史上初の男女同日開催(8月6日)となっています。
日本人注目選手は、マラソン界一の人気者川内優輝選手です。平日は埼玉県庁職員というから二刀流ぶりがすごいですよね。男子は井上・中本選手、女子は安藤・清田・重友選手が注目となっています。